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2010年 03月 03日
老犬ジョリ
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この子はグレートピレニーズのジョリ。
9歳の時、飼育放棄で殺処分されるところをうちで保護した犬。
保護した当時はとても酷い状態、方耳は耳血腫で腫れあがり血がしたたり落ちていた。
(結局、方耳は失うことになった)
優美な長く白い毛は汚れ放題、痩せこけ本来ならゆうに60Kgはある体重が35Kgしかなかった。

そんなジョリだったが、うちでなんとか元気を取り戻し普通の生活を送っていたが1年ほど前から
原因不明のテンカン発作が発症。最初は月に一度くらいの軽いものでだったが、ほんの2週間前に
重積発作を起こすようになった。重積発作とはテンカン発作が連続して起きる状態。
これは非常に危険でそのままにしていると死に至る。すぐにかかりつけの獣医さんに連絡。
麻酔処置で眠らせる。(麻酔で発作を抑止、これが一番効く)その間、点滴で水分と必要な
栄養素を血液へ送る。

その後、回復しなんとか歩けるようになったのだが、、、2日前再び重積発作を起こす。
今回も同じような処置をし、酸素も与えているがかなり厳しい!
今は全く動けず、寝たきりの状態。呼吸も乱れ、時々危ないかな!?と思わせることもしばしば。

ジョリは12歳、超大型犬としては長生きのほう。
人間に例えるならば、70歳を越えている。

願わくば、暖かくて爽やかな春の陽射しを楽しませてあげたい。
緑鮮やかな季節の中で散歩をさせてあげたい。

もう少しだけ生きていて欲しい、春が目の前だから。




※犬猫のテンカン発作はほぼ人間のテンカン発作の症状と同じです。脳の一部分がショートして起こります。
激しい痙攣が1,2分続き失禁や大きいほうなんかも時にはもらします。人間のテンカン発作は
ほぼ抑えることが出来るまで医学は発達していますが、犬猫に関しては残念ながらまだまだです。
5年前に保護したGレトリーバーのジョンが典型的な先天性難治てんかんですので、実は詳しいのです。













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<介護について>

寝たきりなので3時間ごとに寝返りをさせます。
身体が大きいので少し大変です。
これは床ずれ防止のために必ず行わなければなりません。
それとジョリは敷布団の上に寝かせていますが、保冷剤(グニュグニュのやつ)を身体があたる部分にひいています。
これも床ずれ防止には効果がありますから介護が必要になった場合には参考にしてみてください。

by ankou-d700 | 2010-03-03 22:53 | ドッグ


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