2011年 04月 24日
ボランティアに参加しようと思う人のために今回使った装備品アレコレを記します。 まず、必ず衣類は汚れます! ヘドロ状の泥が靴、衣類、顔や皮膚に付きます。 病原菌もたくさんあると予想されますから、しっかり防ぐ必要があります。 1、マスクは必需品。特に風邪の強い日は粉塵で目も眩みます(笑) 2、頭の防護として帽子、手ぬぐい、バンダナが必要。私はバンダナを頭に巻いていました。 3、長靴、出来れば安全靴タイプの長靴がベスト!底にも鉄板が入っていれば最高! 物を落としたり、釘や割れたガラスを踏み抜く事故が起きています。くれぐれもご注意してください。 4、作業しやすく汚れが付着しにくいウィンドブレーカータイプの上下服が便利。雨具でも代用出来ますが これからは気温も高く汗もかくので辛いと思います。私は30年前のゴアテックス雨具を使いました。 5、ゴーグル!とにかく風邪の強い日は粉塵が凄いので、あれば便利です。 6、丈夫なゴム手袋。軍手は役に立ちません!搬出する物にはヘドロが付いています。軍手ではすぐに 濡れて使い物にならなくなります。時にはヘドロを直接手で掴む場合もなるので必ずゴム手袋は必要! 次におそらくボランティアの誰かは持っているかと思いますが、自分で用意しておきたいもの! 小さな擦り傷や手を切ることは良くあります。不衛生な場所もあるので自分で対処できるようにしておきたい。 1、目薬(粉塵対策) 2、救急絆創膏 3、消毒薬 次に現地で泊まる場合です。 近くにホテルや旅館があれば、それを使うのも一つの手ですが同じように震災を受けていますから 期待は出来ません。事前の情報で確認する必要があります。実際、仙台のカプセルホテルを利用して 20Kmくらい北にある多賀城市まで通っていたボランティアさんも居ましたから! 基本は車中泊またはテント泊になりますね。これはキャンプと同じですから、その準備でOKです! 水、食料について! これは各自用意しなければなりません。ただ、復旧も進んできたので現地での調達も可能な地域はあります。 多賀城市ではスーパーやコンビニも営業してますから大丈夫でしょう。 岩手県の沿岸部は厳しいのでご注意ください!! 私の場合を記しておきます。 水は10L持参(途中で足りなくなり補充しました) 食料は無洗米3Kg(20合分)、レトルト食品(カレーや親子丼)、梅干、フリカケ、インスタントの味噌汁、 インスタント袋ラーメン等で朝晩をしのぎました(笑) 昼ですが、ボランティアを依頼されたお宅で取ることになります。私はビスケット、カロリーメイト、かりんとう なんかを利用していました。カロリーーメイトは水分が無いとキツイ(笑)ボソボソですから^_^; 次回もボランティアについてです。 写真は南三陸町です。町が無くなってました(T_T) TVや新聞で見ているのとは、まるで違う現実がここにはありました。 失われたたくさんの尊い命に合掌。。。
by ankou-d700
| 2011-04-24 17:12
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